2018年【こと座流星群】ピークと見られる期間、方角は?

昼間は少し暖かくなってきた4月下旬。新しい年度が始まったばかりですが、少しは周りの環境に慣れてきた方も多いのではないかと感じます。

そんな4月下旬に見られる流星群があることを知っていますか?

こと座流星群とどのような特徴がある流星群なのか、その見られる期間や時間帯、こと座のお話などここから見ていきましょう。

 

こと座とは?

夏の大三角の一つである「ベガ」を星座の中に持つこと座は、星座の中でも古くから認められているものです。

ギリシャ神話にもこと座のルーツを見ることができ、神話の中ではこのこと座は「オルフェウス」が引いていた「竪琴」だといわれています。

ことの名人として名前を知られていたオルフェウスに、父アポロン(もしくはトラキア王とも)から授けられた竪琴のことですね。

オルフェウスには妻エウリディケがいましたが、ある日毒蛇にかまれてエウリディケは死んでしまいます。

妻の死を嘆き悲しんだオルフェウスは、黄泉の国へと妻を連れ戻しに行きます。しかし、結局連れ戻すことはできず、悲しみながらオルフェウスも死んでしまうのです。

その2人の悲しみをかわいそうに思った大神ゼウスが、オルフェウスの竪琴を星座へと変え、2人の悲しみをなぐさめたものだとされています。

ちなみに夏の大三角の他の星は「白鳥座のデネブ」と「わし座のアルタイル」。日本ではデネブを織姫、アルタイルを彦星として七夕も行われていますね。

 

こと座流星群の特徴

こと座流星群の特徴としてあげられる点は、日本で見られる流星群として、1年の間に2番目に見られる流星群であるという点でしょうか。

時期がほとんどずれることがなく、毎年4月に1週間程度流れることから、現在では正式名称が「4月こと座流星群」になっています。

基本的には流れる星の数が少なく、3大流星群ほどの流星数を数えることはないといわれています。

しかし、こと座流星群の面白い特徴は、突発的に流星の数が増えることがあるというところ。

1945年に観測されたこと座流星群は、1時間の間に90個もの流星を観測したこともあったそうです。(1982年以降、突発的な流星は観測されていないので、あまり期待はできないかもしれません…)

また、こと座流星群は星が流れる際のスピードが非常に速いことから、いわゆる「流れ星」と聞いて思い描くような、尾を引くものが多いことも特徴。

数こそ少ないですが、見つけやすい流星群とも言えますね。

 

2018年のこと座流星群、観測期間やおすすめの時間帯は?

毎年4月に観測できること座流星群、2018年に見られる期間は4月16日から4月25日とされています。

期間がほぼ10日間と長いので、都合をつけやすいのがうれしいところですね。

ピークの時間は4月22日、午前3時ごろと予想されています。春とはいえ、まだ夜中は冷え込むので防寒対策を忘れないように注意しましょう。

 

観測状況はここ数年の中では最高!

2018年のこと座流星群は、ピークになる時間帯、月の条件ともに近年まれにみる好条件となっています。

真夜中にピークを迎えること、また月は新月でこそありませんが、ピークの時間帯は月が沈んだ後になっているので、月明かりに邪魔をされることもありません。

2019年には2018年ほどの好条件をそろえることができないので、ぜひとも時間を取ってこと座流星群を楽しんでみてくださいね。

また、観測方向についてですが、実はこと座流星群はこれといって定められた方向がありません。

どこを向いても観測できるため、月に背中を向けるように観測をするのが基本でした。

しかし、2018年は月明かりを気にする必要がないので、まさに全天で流星群を見つけることができますよ。

 

4月はまだまだ冷え込む時期、防寒対策を忘れずに

真冬に比べれば寒さが和らいだといっても、流星群を観測するときの時間帯はどうしても夜中が多くなります。

昼間が暖かいほど夜間は冷え込む物なので、流星群を観測するのなら防寒対策を忘れないように気を付けましょう。

新年度が始まったばかりで、疲れも出やすい時期です。

天体観測で心をリフレッシュするのと同時に、体調を崩さないようにする注意も大切ですよ。

 

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